サービス

2023.11.17 07:15

ドローンにも「駐車場」 自動充電できる専用インフラ「ドローンポート」

リリースベース(松村)
539

プレスリリースより

市街地上空でも補助者の目視なしで自律飛行ができるようになり、ドローンの活用の幅が大きく広がったが、ドローンを飛ばす現地までの運送や充電などの作業は人手に頼っているのが現状だ。せっかく自律飛行ができるのに、ちょっと残念。そこを改革するのが、ドローンのためのエアポート「ドローンポート」。大阪産業局は、常設ドローンポートの整備に向けた実証実験を開始した。

ドローンポートは、ドローンが自動的に着陸して、自動的に充電して、また飛び立っていくという、まさにドローンの空港。遠隔操縦のための拠点にもなるので、遠隔地のドローンポートを拠点に、都会の本部からドローン運用の一括管理もできる。ドローンの利点を最大化するために欠かせないインフラだ。人里離れた現場でも、人が立ち会うことなくドローンが運用できる。

実証実験は、大阪産業局とドローン用ソフトウェア開発企業Red Dot Drone Japanが主体となって実施される。すでに海外でのドローンポート整備に実績のあるSORABOTが提供する「Drone Nest」を大阪市咲洲の大型複合商業施設アジア太平洋トレードセンター(ATC)の屋上に設置し、2024年3月31日までの間、ドローンを飛ばしてその安全性などを確認する予定だ。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事