この映画は、間もなく累計1億2980万ドルを北米の映画館にもたらす見通しだと同紙は伝えている。
マーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は、公開初週の週末に米国で2300万ドルの興収をあげ、スウィフトの映画に次ぐ2位を記録した。3位の『エクソシスト 信じる者』は、週末に560万ドルの売上を、北米全体の興収5420万ドルに追加したとバラエティは伝えている。
4位の子ども向け作品『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』は、公開4週目の週末に430万ドルを売り上げたとされる。
アップルは、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の制作に2億ドルから2億5000万ドルを費やしたとハリウッド・レポーターは報じている。レオナルド・ディカプリオやロバート・デ・ニーロらを起用し、アメリカ先住民の連続殺人事件を描いたこの映画は、アップルがApple TV+での配信に先立ち公開した、劇場公開作品として注目を集めている。この作品の配給は、パラマウント・ピクチャーズが手がけている。
スウィフトの『The Eras Tour』は、2週連続で週末興収1位をキープした史上初のコンサート映画になったとバラエティは報じている。スウィフトのこの映画の米国内での興収は、公開からわずか1週間でジャスティン・ビーバーの『ネヴァー・セイ・ネヴァー』(2011年)の7300万ドルや、マイケル・ジャクソンの『ディス・イズ・イット』(2009年)の7200万ドルを上回った。
(forbes.com 原文)