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2023.09.29 11:00

クラウンと選んだ、伝統と革新で魅了する新時代のピアニスト

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©Ryuya Amao

Forbes JAPANが10月下旬に京都市で開催する、初の試みである「CULTURE-PRENEURS AWARD 2023」。日本文化の価値を発掘するカルチャープレナーを特集する本誌企画と連動して開催する、記念すべき1回目のイベントだ。

全く新しいスタイルに生まれ変わり、グローバルブランドとして展開することを発表したトヨタ・クラウンもこのアワードに賛同。CROWN特別賞として、新時代の天才ピアニストとして注目を浴びる角野隼斗をForbes JAPANとともに選び、たたえることに決めた。CROWNはなぜ彼に共感したのか?


いま、ビジネスの世界で注目されているカルチャープレナー。カルチャー(=文化)とアントレプレナー(=起業家)をかけあわせた造語だ。伝統工芸や織物、茶道といった文化資産をモダンなプロダクトやサービスに生まれ変わらせ、新たな価値を創造する文化起業家のことを指す。世界でも高く評価されている、日本発の工芸や小説、またはアートなどの文化が、カルチャープレナーに見出されることで価値を高めていくことが期待されている。

Forbes JAPAN本誌9月発売号では、そんなカルチャープレナーたちに光を当てる特集企画を掲載している。さらに、本誌の発売にあわせ、10月下旬には、日本の伝統文化が色濃く息づく京都市と連携し、カルチャープレナーを表彰するアワード「CULTURE-PRENEURS AWARD 2023」を初めて開催することも決定している。

期せずして、トヨタの代表的車種であるクラウンは2022年に大胆なモデルチェンジを果たした。1つのクラウンという銘のもと、すでに発売されている「クロスオーバー」に続き、3車型が今後続々とリリースされる予定だ。

このクラウンもまた、日本のクルマ文化とともに歩み続けてきた伝統を持ち、そのうえで革新と挑戦の精神のもと世界へ挑戦するという点で、カルチャープレナーと共通するスピリットを持つ存在であり、Forbes JAPANのこのカルチャープレナーを巡る企画に賛同。アワードイベントにおいてCROWN特別賞を設定した。

「CROWN SPORT」俊敏な走りを楽しめるハッチバック型クロスオーバーSUVだ

「CROWN SPORT」俊敏な走りを楽しめるハッチバック型クロスオーバーSUVだ

世界に挑戦する異色の東大卒ピアニスト

CROWN特別賞にふさわしいアーティスト、それは28歳のピアニスト・角野隼斗だ。2023年8月に発表されたForbes JAPAN 30 UNDER 30にも選ばれ、次世代を担う才能として評価されている彼は、もしかするとYouTubeでの名義である「かてぃん」のほうが耳馴染みがあるかもしれない。ピアニストとしてトップクラスの登録者数は126万人(23年9月時点)、総再生回数は1億6400万回。開成中学校・高等学校から東京大学理科一類へ現役合格。東京大学大学院情報理工学研究科修士課程修了という学歴も興味深い。大学院では機械学習を用いた自動採譜や自動編曲を研究していたという。

©Ryua Amano

©Ryuya Amao


ピアノの先生だった母のもと、1歳からピアノに触れていた絶対音感の持ち主。大学院在学中の2018年には、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会が主催するピティナ・ピアノコンペティションに挑戦し、4万5千人にも及ぶ参加者の頂点である特級でグランプリを獲得。音楽大学のピアノ専攻を経ない、東京大学の学生による快挙を成し遂げた。

この例に限らず、角野の個性は伝統に縛られない、自由で挑戦心あふれる姿勢にある。高校生の頃には音ゲーとロックにハマり、バンドではドラムを叩いていたという。2019年からはシティ・ソウルバンドであるPenthouse(2021年ビクターエンタテインメントからメジャーデビュー)に参加。並行して個人としてクラシック音楽で培ったバックグラウンドをもとに作曲・編曲、そして即興演奏にも取り組み、YouTubeのコンテンツとして発信。生配信ライブも行い、クラシックはもちろん、アニメやゲーム、ポップスをチャットでのリクエストに応じて気軽に演奏する。

自らのコンサートでは自動演奏のアップライトピアノにあわせ、坂本龍一の「千のナイフ」を優雅に弾いてみせることも。2022年にはフジロックフェスティバル’22に出演。フィールド・オブ・ヘブンのステージにはスタインウェイ&サンズのグランドピアノが一台。ロックアレンジのピアノ演奏も予想されたなか、裸足でステージに現れた角野は、冒頭にチック・コリアの楽曲でオーディエンスの心を捉えたのちは、ショパンの「英雄ポロネーズ」からガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」に至るまで、純然たるクラシックで演奏をやりきった。

伝統と革新をキーに、オーバーラップする2つの存在

あくまでも、1800年代に生きたリストやショパンといった偉大な作曲家たちによるクラシック音楽が自分の軸であり土台であると角野はいう。

そんな角野をカルチャープレナーの文脈で語るなら、彼がしていることはピアノ、クラシック音楽の価値の再発見だ。ロックやジャズ、ゲーム音楽といったジャンルの越境、シンセサイザーや自動再生といったモダンな領域との融合。ロックファンの集う苗場でクラシックをひとり弾き切るほどの強い挑戦心は、ときに封建的な伝統文化に新たな解釈を持ち込む勇気だ。

©Ryua Amano

©Ryuya Amao


時代にあわせ、クラシック音楽を進化させている、といったら言葉がすぎるだろうか。世にさまざまなジャンルの芸術があるなかで、特に伝統が強く支配するクラシック音楽をベースにしながら革新的な挑戦を続ける角野は、CROWNがその本質でありDNAであるとする“革新と挑戦”を体現する新世代のアーティストであり、CROWNと共鳴する人物だともいえる。

かつて角野は人工知能の研究のためのソルボンヌ大学への短期留学を行い、さらにピアノリサイタルの単独講演を開催するなど、パリでも活動を行った経験がある。そんな角野は2023年4月からNYに居を構え、いよいよ海外での活動を本格的に始めようとしている。ちなみにNYは角野が愛用するピアノのメーカーである、スタインウェイ・アンド・サンズが1853年に創業した地でもある。

日本発、世界をフィールドに挑戦しようとする角野の姿勢もまた、40以上の国や地域へ展開予定のCROWN とオーバーラップする。そんな彼が、新しいCROWNのステアリングを握ったときに何を感じるのかを聞いてみたいという興味まで湧いてくるほどだ。

2023年10月末に開催予定の「CULTURE-PRENEURS AWARD 2023」には角野も参加。トヨタのクラウン開発担当者とのトークセッションも予定されている。

クラウンについて詳しくはこちら

Promoted by TOYOTA / Text by Tsuzumi Aoyama