経済・社会

2022.12.30 11:30

「世界で最も影響力のある女性」リスト 2023年の注目候補


イマン・アブゼイド


看護スタッフ派遣スタートアップ「インクレディブル・ヘルス(Incredible Health)」の共同創業者でCEOのアブゼイドは8月、8000万ドル(約110億円)の資金を調達したシリーズBを実現した。同社は、約16億5000万ドル(約2200億円)の評価を受けている。

この資金調達により、アブゼイドは10億ドル(約1300億円)以上の評価を受けた会社を経営するわずか一握りの黒人女性創業者になり、貴重な地位を築いた。

彼女はシリーズBの資金調達を成功させた当時、フォーブスに対して「実現不可能だと言う全ての人が間違っていることを示す証拠に自分がなればよいなと思う」と述べた。

スポーツ界の期待の星


キャロライン・オコナー


11月、プロ野球チーム「マイアミ・マーリンズ」事業運営担当社長に就任した。これにより同チームは、メジャーリーグベースボール(MLB)で最上級の経営層に女性が2人いる唯一のチームとなった。

マーティ・ウロンスキ


12月初め、プロ野球チーム「ミルウォーキー・ブルーワーズ」の最高執行責任者(COO)に任命され、MLB唯一の女性COOとなった。

ジーニー・バス


全米プロバスケットボール協会(NBA)のチーム「ロサンゼルス・レイカーズ」の社長で、支配権を持つオーナーだ。バスは、9月に発足した女性のみのレスリング団体ウィメン・オブ・レスリング(Women of Wrestling)のオーナーでもある。

エンターテインメント界の期待の星


ミシェル・ジュベリラー


2021年末、ユニバーサル・ミュージック・グループ傘下のキャピトル・ミュージック・グループの会長・CEOに昇格した。彼女は、同レーベルの80年の歴史の中で初めて同職に就いた女性だ。

パム・アブディー


6月、ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズ・グループの共同会長・共同CEOに就任した。

アリサ・ボーエン


9月末、ディズニーストリーミングの運営担当からディズニープラス(Disney+)の社長に昇格した。

マンデラ・シューマッハーホッジ・ディクソン


教師や創業者、新進起業家の相談役として働いたディクソンは、2022年春にテック業界の多様化を進め女性創業者に渡る資金を増やすことを目指す非営利団体オール・レイズ(All Raise)のCEOに任命された。

ディクソンは5月、フォーブスに対して「これまで数が少なく、過小評価され、資金や資源があまりなくメンタリングが十分に行われてこなかった創業者らを支援することが目標」と述べていた。

forbes.com 原文

翻訳・編集=出田静

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