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2022.09.08 12:30

中毒になる酸辣湯麺 戦略的PRコンサル野呂エイシロウの推しメシ

谷本 有香

推しメシ 南青山「中国料理 礼華青鸞居(らいかせいらんきょ)」の酸辣湯麺

社会で活躍するリーダーや、著名なビジネスマンたちのパワーの源は何なのか? 彼らの「パワーフード」から、彼らのエネルギーの源を探るシリーズ。

今回は、放送作家・戦略的PRコンサルタントでマルチに活躍する野呂エイシロウさん。大学時代に、学生企画集団で、商品開発、PR戦略、マーケティングに携わる。そこでは、リアルな学生の声を反映させた、三菱電機の学生向け家電製品「自由ヶ丘シリーズ」の企画・開発・宣伝を担当し、多くのメディアに登場し、大ヒットに。

その後、出版社勤務を経て、日本テレビ「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で放送作家デビュー。「鉄腕DASH」「奇跡体験アンビリーバボー」等、話題の番組の構成を手掛ける人気放送作家へ。この放送作家として培った様々なノウハウを企業広報に活かす、戦略的PRコンサルタントとしても活動の幅を広げる。『マイケル・ジャクソンの靴下はなぜ白いのか?』『考えなくてもうまくいく人の習慣』等、著書も多数。

人脈の豊かさと経験値の高さを誇る野呂さんの「推しメシ」とは、青山にある「中華料理 礼華 青鸞居(らいかせいらんきょ)」の酸辣湯麺。



「中毒になるくらい危険な食べ物」と言わしめた礼華の酸辣湯麺は、医食同源をコンセプトにしたモダンチャイニーズの流れを組んだ洗練された味。とはいえ、野呂流の「推しメシ」定義とは、「元気が出る。ダッシュが出る。頭に血が上る。火山噴火のようだ。ロケット発射のようだ」という、独特な感性で表現している。

あまりに頻繁に食べるので、酸辣湯麺をひと口、口にしただけで、その時の自分の体調まで分かってくるそう。具は、絹豆腐、白ネギ、干し椎茸、筍、黄ニラに、贅沢な蟹のほぐし身を加えた酸味と辛味の絶妙なバランスで、人にも薦めているほど気に入っている。「礼華は元々通っていて。いつのまにか酸辣湯麺を食べていたので、この料理に出会ったタイミングは思い出せないです(笑)」というほど、日常に溶け込んだ料理に。

男性誌で、モテ講座的なエッセイを執筆している野呂さんらしい、こんなエピソードが。「ある雑誌で、この店の酸辣湯麺をリコメンドしたら、その後、様々な女性から『野呂さん、連れてって〜』とモテモテに!! お鮨と比べて安価であるのもいい。但し、毎回汁を飛ばして服を汚してしまいます(泣)」

中国料理 礼華青鸞居(らいかせいらんきょ)
港区南青山2-27-18
03-5786-9399

文=中村麻美

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