3. 適切な人にメールを送る
素晴らしいメールを書いたら、それを間違った人に送るというよくある過ちを避けること。
忙しい人が、知らない人からいきなり送られてきた電子メールをわざわざ上に転送したり、異なる部署や影響力を持つ重要な人に回したりしてメールが適切な人に読んでもらえるよう助けてくれることはまれだ。
自分で調査をして、あなたが尋ねたいことに最も関係があり、問題に対処する最も適した立場にいる人に連絡しよう。正しい連絡先を見つけるのが難しい場合があるのは明らかだが、ブレグマンはその努力の価値はあると語っている。リンクトインが正しい連絡先情報を見つける素晴らしいリソースになるのは間違いない。
4. つながりを築く自分の力を過小評価しない
面識のない人にいきなり電子メールを送る場合、特に多い間違いの一つはこれが完全な時間の無駄だと考え送信しないことだ。返信率は実際低いかもしれないが、適切に行えば真のつながりが生まれることがある。
ブレグマンは「返信が来ることは絶対にないと考えていた人から返信が来たことがあり、非常に素晴らしかった」と語った。彼女が『リーンイン』の著者でメタの最高執行責任者(COO)であるシェリル・サンドバーグに連絡を取ったとき、サンドバーグはただ返信するだけでなく、ブレグマンに宛ててサインした『リーン・イン』や同書のしゃれたグッズをいくつか送ってくれた。
また、ブレグマンがサミット・グループの共同創業者であるエリオット・ビスノーに送ったメールからは、フェイスタイムを通じて1時間にわたり有益な会話をすることになった。ブレグマンは「彼が与えてくれた多くのアドバイスは、今でも活用しているものだ」と語っている。
面識がない相手にいきなり電子メールを送る場合の返信率が非常に低いのは間違いない。また、これが仕事上の関係を構築する唯一の、あるいは最善の方法というわけでさえない。しかし、この方法が成功する可能性はある。
ブレグマンは確かに、ビジネス界で特に大きな影響力を持つ人たちから助言を受けてきた。それには一銭もかからなかったが、意図と粘り強さ、忍耐強さに加え、つながりがない人に電子メールを送るための慎重に磨いた高度なスキルが必要とされた。
しかし、ブレグマンのコツは誰もが活用できるものだ。もしかしたら、1回のクリックでバラク・オバマやオプラ・ウィンフリー、ジェフ・ベゾスからのあなたに合わせたアドバイスを得られるかもしれない。