ワーナーミュージックが名門Elektraと300を統合 新スーパーレーベル「3EE」設立


リリースによると、3EE傘下の300とElektraは、それぞれ独立したアイデンティティと文化を維持するとのことだ。300 Entertainmentの共同社長にはレイナ・バスとセリム・ブアブが新たに就任し、Elektra Entertainment(旧Elektra Music Group)の共同社長にはマイク・イースタリンとグレッグ・ナデルが引き続き就任する予定。さらに、300とElektraの両チームの深い知識と幅広い経験を結集するため、3EEに専門知識の中心的なハブが設立される予定だ。

今回のローンチにともない、3EEレーベルの特徴的なDNAと新会社独自のインディーメジャーフィロソフィーに基づいた新しいロゴとミッション・ステートメントが発表された。ロゴは、300の特徴である赤い「3」と「Elektra Entertainment」のロゴを重ねたもので、両ブランドの要素を兼ね備えている。ミッションステートメントでは、3EEのクリエイティブアイデンティティを明確にし、「人の力、サービスの力、行動の力」を原動力とし、「インディーズのマインドとメジャーの力」を持つレーベルファミリーであることを宣言している。

「3EE内のすべてのブランドは、リスクを取り、ルールを破り、文化を扇動する音楽を愛する人々で構成された独立起業レーベルとして生まれました」と、リレスは述べる。「3EEの使命は、世界中のアーティストやクリエイティブパートナーに対して、私たちの価値提案を再構築することです。3EEは、ジャンルや文化を超えた強力なブランドマネジメントチームを結成し、レーベルのアイデンティティを確立しています。私たちのスタッフは、自分たちの仕事を生き、自分たちの仕事を愛しているからこそ、厳選されているのです。3EEファミリーの各レーベルは、独自の視点と目的によって運営されていますが、同時に私たちの長年の専門知識、知恵、影響力から恩恵を受けています。私たちはこれを#BiggerFamilyBusinessと呼んでいます」

「300のドアを開けたその日から、私たちはオリジナルアーティストと契約し、周りから際立つブランドを育てることを使命としてきました」と、バスとブアブは語る。「マイク、グレッグそしてElektraチームは、私たちのアーティスト第一の哲学を共有しており、私たちの会社の組み合わせは、音楽のあらゆるスペクトルのアーティストが何にでもなれ、すべてを達成できる刺激的で協力的な環境を作り出します」

「ElektraからFueled by Ramen、Roadrunner、そして私たちのレーベルファミリーに至るまで、私たちは1つのアイデンティティによってではなく、特徴あるブランドの集合体によって定義されています」と、イースタリンとナデルは述べている。「私たちは、ケビン、レイナ、セリム、そして300の全チームと力を合わせ、本物のアーティスト、曲、そしてビジョンを構想から世界的な偉業へと育てる会社を作ることに、とても興奮しています」

翻訳=上西 雄太

ForbesBrandVoice

人気記事