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2022.03.19 07:30

テキサス州で13歳が運転する車が正面衝突、9人が死亡

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画像はイメージ(Douglas Sacha / Getty Images)

NTSB(米国家運輸安全委員会)は3月17日、テキサス州西部のオデッサで9人が死亡する正面衝突事故を引き起こしたピックアップトラックは、13歳の子供が運転していたと発表した。

NTSBのブルース・ランズバーグ副委員長が17日に記者団に語ったところによると、15日に発生した事故では、13歳の子供がハンドルを握るダッジ・ピックアップトラックがセンターラインを超え、反対車線を走行中のフォードのトランジットバンに正面衝突したという。

この事故では合計9人が死亡し、そこにはピックアップトラックに乗っていた13歳の子供と大人1人、さらにバンに乗っていた大学のスポーツ選手6人と引率のコーチが含まれている。さらに、学生2人が重傷を負い、救急用ヘリコプターで病院に搬送された。

学生らはサウスウエスト大学のゴルフチームに所属しており、トーナメントに出場後の帰宅途中だったという。

ランズバーグは、各車両の走行速度を明らかにしなかったが、現地の制限速度は時速75マイル(約120キロ)で、「高速の正面衝突だったことは明らかだ」と述べた。

テキサス州の法律では、15歳以上の子供は大人の監督のもとで自動車の運転が許される「ラーナー・ライセンス(learner license)」を取得できる。

編集=上田裕資

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