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2021.11.11

ウルフ・アロン、武井壮、鳥海連志が語る マーベル・スタジオ最新作『エターナルズ』の魅力

世界最大の映画スタジオのひとつであるマーベル・スタジオが、今までのヒーロー像に捉われることなく、ダイバーシティを具現化させた新たなヒーロー像を構築した『エターナルズ』。挑戦的かつ意欲的な姿勢に対して、Forbes JAPANは大きな敬意と共感を持ち、未来を変えようと邁進する10人のヒーローたちを、多彩なジャンルから選出し「Change Makers of the Year 2021」を設立しメンバーを選出した。

今回は、中でも特に熱心な「マーベルファン」である武井壮、ウルフ・アロン、鳥海連志が集結。新しいヒーローの活躍に注目し、その魅力を語った。



多様性と希望を感じるマーベルの新たな挑戦


━━早速ですが『エターナルズ』をご覧になった感想をお聞かせください。

鳥海:僕は以前からマーベル作品が、特に『アイアンマン』が好きです。『エターナルズ』は、アベンジャーズとは別のところで地球を守っていたヒーローの話ですね。チームとして大きな脅威に立ち向かっていく姿はバスケットボールに通じるところがあり、それぞれ異なった立場や考えを持って悩みながらも進んでいる姿は選手としても共感できました。

ウルフ:私もマーベル映画が大好きで、毎回公開初日に必ず観に行きます。『エターナルズ』はマーベルにおける新たなチャレンジだと感じましたし、とても面白かったです。
柔道は個人競技ですが、一人ひとり違った技術や能力を持った選手と戦っていきます。そういう意味での多様性があるのかなと考えていましたが、それを遥かに上回る多様性を持ったヒーローたちの姿に、良い意味で期待を裏切られました。

武井:私はまだ鑑賞できていないのですが、非常に楽しみです。私も『アイアンマン』から『アベンジャーズ/エンドゲーム』まで見ていて、25作品すごく楽しませてもらいました。『エターナルズ』の登場によって、まだまだ楽しませてもらえる予感がします。



━━『エターナルズ』には10人のヒーローが登場しますが、特に気になった人物は?

ウルフ:私はイカリスが一番印象に残っていますね。エターナルズは一人ひとり異なる正義観を持っていて、イカリスは「何が正しいのか」という葛藤が丁寧に描かれ、自分なりの答えを探していくんです。私自身も試合当日までどのような準備をするべきか何度も考えるんですが、自分の練習や行動が正解だったかは、試合が終わるまで分かりません。いかに自分が正しいと信じていても、試合に負けて結果が伴わなかったら間違っていたことになります。望む結果のために自分は何をすべきか、彼が奮闘する姿に強く惹かれました。

鳥海:僕はギルガメッシュですね。バスケットボールでも体格の良い選手とプレイすることがあるので親近感がありますし、かっこいい。あと一時期DIYにハマっていたので、様々な道具を作り出すファストスにも憧れてしまいました。

武井:私もギルガメッシュが非常に気になっています。拳で戦う優しくて熱い男として、僕とキャラクターがかぶるんですけど(笑)、それだけじゃなく彼を演じるドン・リーがこの作品に出演していることが “希望”だと感じました。僕自身も、いつかこうした映画作品に出たいと思いながら活動をしているので、マーベルのように世界中から注目されるエンターテイメント作品にアジアスターが違和感なく溶け込んでいる姿は、非常に嬉しく思います。セルシを演じるジェンマ・チャンにも注目したいですし、新しいスターがどんどん生まれて刺激になりますね!



━━エターナルズは互いに助け合う「チーム」でもあります。彼らの「チームとしての姿」に何を感じられましたか?

鳥海:それぞれ異なる価値観を持って、自分が信じる正義や目的に進んでいく姿は非常に惹かれました。私は車椅子バスケット界では問題児で迷惑をかけてきたのですが(苦笑)、それでも周囲に軌道修正をしてもらいながら、自分でも頑張りながら、試合に臨んでいます。チーム一体となって支え合う力は日々実感していますので、彼らの姿を見て「チームっていいな」と改めて思いました。

武井:試合を見ていると全体を支えるがっしりした香西選手のようなベテラン選手がいたり、鳥海君が鳥のように素早く動き回って相手チームを撹乱したり、古澤君の3ポイントなど、個性があってエターナルズっぽいよね。違う能力を持った仲間が団結して戦っている姿って、僕は個人競技の経験が多いから羨ましい。

ウルフ:そうですね。柔道にも団体戦があって、全員それぞれ違う柔道をしますし性格もバラバラ。チームの面白さや心強さがある一方で、『エターナルズ』では異なる個性のメンバーをチームとしてまとめていく難しさも描かれていて、非常に考えさせられました。



一人ひとりの豊かな個性と知識が、ダイバーシティの実現に寄与する


━━『エターナルズ』はそれぞれ価値観や外見が異なりながらも全員が魅力的で、映画の中に「ダイバーシティ」というテーマを感じます。皆さんは『エターナルズ』を通してダイバーシティについてどのように考えられましたか?

ウルフ:今までヒーローといえば屈強な男性というイメージでしたが、どんな姿形の人でもヒーローになれるとマーベルが示してくれたのはファンとして非常に嬉しいです。世の中の流れが大きく変化していると感じました。

鳥海:LGBTQのヒーローも登場するんですよね。友達やバスケット選手にもLGBTQの人はいますし――というか、社会の中にいて当たり前の存在。聴覚障害者のヒーローもいますが、きちんとコミュニケーションを取って戦いに参加しています。彼ら全員がヒーローとして頼れる存在でした。
『エターナルズ』は映画を通してダイバーシティへのメッセージを届けてくれたと受け止めたのですが、僕自身も障がい者としてまだ世界への発信が足りないと、思いを新たにしました。積極的に考えを伝えていかなければ、伝わらない部分がたくさんある。僕たち障がい者もダイバーシティに積極的に関わって、いつか「多様性」という言葉がなくなったときが、本当の意味でのダイバーシティだと思います。
 
武井:僕は以前ある番組で障がい者スポーツ選手に混じって競技を体験する機会があったんですが、最初は「どう接すればいいのだろう」と少し戸惑ったんです。でも初回収録から、彼らを知れば知るほど「何ができないか」ではなく「こんなに戦えるんだ」「こんなに自由に暮らしているんだ」という発見に溢れていました。
僕らが子どもの頃は障がい者の方の暮らしや思い、そして性別に関する問題への理解が遅れていました。でも今は様々なメディアやSNSで個人が発信できて、僕たちの理解も進み始めている。けれどまだまだ、我々の先入観や世の中の仕組みにバリアがある。そこへマーベルがエンターテイメントとして、僕らが理解しやすい形でメッセージや知識を届けてくれました。多様性にたどり着くための課題は、僕らの「知識の多様性」が解決してくれる。それが広がれば、彼らに取って何がバリアであり、我々がどんなバリアを持っているのか分かっていくんじゃないでしょうか。


映画『エターナルズ』より

━━皆さまはこの度、Forbes JAPANの「Change Makers of the Year 2021」に選出されました。よろしければ、『エターナルズ』の鑑賞を経て今後どのように未来をより良い方向に変えて行きたいと考えられたか、その想いをお聞かせください。

鳥海:「Change Maker of the Year 2021」に選んでいただけたこともそうですが、近年多くの方に広く知っていただけるようになったので、引き続き成長していく姿をより見ていただきたいです。皆さんから多くの期待を背負った選手としてバスケットボールをしながら結果を出して、自分のストーリーを作り上げていきたいと思います。

ウルフ:『アベンジャーズ/エンドゲーム』、そしてエターナルズの登場によってさらに世界観が広がって、この先マーベル作品がより一層楽しみになりました。
私はエターナルズを通して「考え続けること」の重要性を受け取りました。私自身「Change Maker of the Year 2021」に選んでいただき、より活躍をお見せするために「試合に勝つためには何をするべきか」何度も取捨選択をして、次の成功に向かっていきたいです。たとえ負けてもその理由にちゃんと向き合って、失敗という“成功のカケラ”を集めて、引き続き邁進していきたいです。

武井:僕らの世代にとって、マーベル作品は出演した俳優たちもヒーロー。映画の中だけじゃなく現実世界でも彼らがスーパースターとして生きて自己実現する姿にエネルギーをもらえています。
僕は、映画だけでなく誰かが「成長して到達した姿」こそがヒーローだと考えています。例えば小学校の頃に「運動会で活躍したい」と努力して一位をとって、運動会のヒーローになる。鳥海君も車椅子に乗ってバスケを始めて、技術を身につけて、今の活躍がある。ウルフも柔道のコミュニティで世界一の評価を得るように。私も陸上や野球を経て、芸能界に入りました。それぞれが自分の能力を伸ばして「ウルフ、すごいぞ!」とか「鳥海さん、カッコイイ!」とか「武井壮、どこにでもいるな」とか(笑)、努力をして自分のなりたい姿になっていく。それこそがヒーローのストーリーだと思います。



『Change Makers of the Year 2021』特設サイトはこちら

●『エターナルズ』とは?
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、始まりに過ぎない──
地球に新たな脅威が迫るとき、7000年にわたり人智を超えた力で人類を密かに見守ってきた、10人の守護者がついに姿を現す。彼らの名は、エターナルズ。だが、地球滅亡まで残された時間はたった7日。タイムリミットが迫る中、彼らは離れ離れになった仲間たちと再び結集し、人類を守ることができるのか? そして、彼らを待ち受けるとは…アベンジャーズに次ぐ、新たなヒーローチームの戦いが始まる!

●『エターナルズ』公式サイト
https://marvel.disney.co.jp/movie/eternals.html
2021年11月5日(金)公開

Promoted by ウォルト・ディズニー・ジャパン / text by 伊藤七ゑ / photographs by 吉澤健太/ edit by 松浦朋希

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