ビジネス

2021.05.15

Clubhouse認定のクリエイタープログラム、 日本人唯一のファイナリストが持つ野望


ちなみに、三木の「pilot episode」は日本時間5月16日10時配信され、彼女はその中で「The Global Lowdown/世界 Eng & Jpn」と題して、デジタルアートの未来をはじめ、さまざまなグローバルニュース、D2C、AI、サステイナビリティ、政治問題などを英語と日本語で語ることになっている。

2018年、Forbes JAPANから最年少で「地球で輝く女性100人」に選出された三木アリッサ。日本の素晴らしい伝統を世界に伝えたいという一心で、スーツケース2つでロサンゼルスに渡った彼女だが、ただでさえアーティストや職人がビジネスの世界で苦戦している中、日本文化の底に深く根ざす「侘び寂び」の世界を表現する職人技を海外に理解してもらうのはそう容易いことではない。

しかし、世界中の人々が音声で繋がるClubhouseは文字情報以上の発信力があることを肌で感じている三木は自らの志を胸に、「日本が誇る職人文化を広く世界に紹介していきたい」と今後の抱負を熱く語っている。

三木は、日本と海外の文化の橋渡しだけではなく、日本伝統文化を世界に広げるインフルエンサーになれるのか、活躍を見守りたい。

文=賀陽輝代 構成・編集=谷本有香

ForbesBrandVoice

人気記事