ライフスタイル

2020.05.17 16:00

お客さまに会いに行くからこそシルバーのSSケースで|時の哲学



このモデルの特徴のひとつが、立体的なケースである。職人による手作業で作られた造形は美しく、また、ラグには溝が彫られ、穴があいていることで横から見たときにシャープな印象を与えている。


6時位置には24時間表示とムーンフェイズが。曜日、日付、月に加え、月齢も確認することができる。

PATEK PHILIPPE 5205

年次カレンダーは1996年にパテック フィリップが発表し、特許を取得した複雑機構である。機能としては、1年に1度、3月1日に日付の修正のみが必要というもの。同社得意の機構なので、常にラインナップされているモデルでもある。10時から2時位置に曜日と日付、月の表示窓が弧状に並び、6時位置にはムーンフェイズと24時間表示が配されている。また、ケース側面の調整ボタンにより、各種表示の調整が行える。

ムーブメント:自動巻き Cal.324 S QA LU 24H/206
ケース素材:18Kローズゴールド
ケース径:40mm
価格:¥5230000(消費税抜き)
問い合わせ:パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター(03-3255-8109)


岡 哲也◎大学卒業後、大手広告代理店、外資系生命保険会社にて営業職としてのキャリアを積み、優れた実績を残した。2019年11月には企業の営業力を強化するコンサルティング会社、インビクタスを設立。

【Forbes WATCH】で時計の記事をもっと見る >>

photographs by Kazuya Aoki | text by Ryoji Fukutome | edit by Tsuzumi Aoyama

この記事は 「Forbes JAPAN 4月号」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

タグ:

連載

WATCH & JEWELRY

ForbesBrandVoice

人気記事