Z世代が生み出す、次の飲酒トレンドとは?(前編)

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──ワイン生産地で現在トップにある地域は?

イタリア、スペイン、フランスがワイン生産でトップに立つ国々だが、米国もワイン生産ではリーダー的存在だ。興味深いことに、米国では現在全ての州でワインが生産されている。北西部は商業用ぶどう畑で有名で、カリフォルニア州にはナパやソノマ、サンタバーバラなどがあり、ワシントン州やオレゴン州にはぶどう栽培が盛んな地域がいくつかある。

──「分子カクテル」は今でも人気ですか?

バー業界は移り変わりが激しく、トレンドが次々と生まれては消えている。分子カクテルが万人受けするかは分からないが、ドリンクに液体窒素やミスト、ジェルを使えば食感が変化し、より面白いものになる。

スターバックスは、窒素コーヒーで成功を収めた。分子カクテルの多くは洗練されていて面白く、インスタ映えするため、ジェネレーションZの消費者が集まる場所を選ぶ際の原動力になっている。

これらは、ジェネレーションZの飲酒習慣の他世代との違いのほんの一部でしかない。

編集=遠藤宗生

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