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2019.11.25

採用リスクを回避 人間の健全度を測定「ネット履歴書」の衝撃

面接や履歴書ではわからない、応募者の「健全度」がわかったら―。採用担当者の切実な願いを、AIを活用したインターネットの検索・解析により解決するサービスが「ネットの履歴書」だ。サービス提供の経緯と想いを、ソルナ代表取締役、三澤和則に聞いた。


人間は誰しも、表の顔と裏の顔を持って生きている。

裏の顔を見抜くのは至難の業だ。人事や採用を何十年もやってきたという人ほど、「面接だけで人格を見極めることは不可能」とその難しさを語る。しかし、企業をインターネット上の風評被害から救ってきたソルナが展開するサービス「ネットの履歴書」では、そんな裏の顔、いわば「人物の健全度」を確認することができる。ソルナ代表取締役の三澤和則はこう話す。

「会社の採用応募者のネット上の情報を収集・解析し、書類や面接だけでは見抜けない“素の顔”をお知らせする、それが『ネットの履歴書』です。SNSなどでの本人発信の投稿、友人界隈でのネット上の評判、果ては本名を伏せた裏アカウントや通常の検索では見つけられない過去の書き込みまで、徹底的に調べ上げます」

そうして集めた「素材」は自社開発のAIに入力され、書類や面接に現れない性格的特徴が解析される。

「自社でも社員のデータで試してみましたが、実際の性格を極めて正確に言い当てていました。面接や履歴書などで知ることのできる情報は、氷山の一角。『ネットの履歴書』は、水面下に隠された性格的側面を調査するサービスなのです」

「ネットの履歴書」をスタートした経緯を、三澤はこう説明する。

「きっかけは教育関係者から受けた相談でした。教育現場ではさまざまな問題が起きており、子どもを預かる仕事のため問題が起きたときの責任の大きさは計り知れません。教育関係者を中心に『採用前になんとか本人の問題を調査できるサービスはできないか』といった声が多く寄せられるようになりました。逮捕歴などは最近のものであればネット検索でヒットしますが、一定の年数がたつと検索で見つけにくくなります。私たちは元々企業のネット上の風評被害対策を行ってきたので、その知見とノウハウを活用し、海外の最新技術の導入や専門家の協力なども受け、『ネットの履歴書』をスタートさせたのです」

認知心理学、行動心理学の専門家として知られる、信州大学教授であり一般社団法人産学連携推進協会の菊池聡教授に監修を依頼し、元千葉県警のサイバー犯罪対策課で勤務していた人材を採用するなどして、ネット情報の分析・解析力を強化。AIの活用なども加えて、世界でも類を見ない「人物健全度調査」を確立した。

2018年4月にサービスを開始し、19年8月までに1万1,036件もの調査を実施してきた。そのうち、犯罪歴やコンプライアンス違反などの大きな問題を抱える人間は全体の0.76%だが、暴力的な言動や経歴詐称、リテラシー欠如などの問題がある人間は23.31%に上った。採用を検討する人材の4分の1近くが、なんらかの人格的な問題を抱えていたのだ。

「人間の表の顔と裏の顔の落差は、天国と地獄といっていいほど大きなものです。表向きは穏やかで真面目そうな人が、SNSの裏アカウントでの発言は人に対して『死ね』だの『殺す』だの暴言のオンパレードだったりするのです。また、本人はSNSやネットの書き込みをほとんどしていなかったとしても、友人8~9人程度がSNSで活発に投稿していれば、本人投稿の分析と同等の情報を持つということが、豪アデレード大学と米バーモント大学の研究チームより発表されています。『自分はやっていないから』という逃げは通用しないのです」

ここまで「素の顔」を白日の下にさらす「ネットの履歴書」だが、その料金は1人当たり1万5,000円ほど(別途初期費用あり)。興信所に依頼すれば10万~20万円は下らないことを考えれば、驚くべきコストパフォーマンスだ。解析結果も依頼から4日程度、特急で頼めば1日で届くというから、スピード感も相当なものである。

「競合他社がいない現状でこの料金は安すぎるのではとアドバイスもいただきますが、私はまず『ネットの履歴書』の有用性を皆さんに知ってもらいたいのです。きっかけとなった教育現場などリスクを回避したい業種だけでなく、優秀な人材を採用し業績向上を図る企業に至るまで、幅広い企業からご相談いただいています。安価な料金設定は、そんな企業にまずサービスを使っていただくため。最終的には、採用面接で必要なものは履歴書、職務経歴書に次いで『ネットの履歴書』だと言われるくらい、社会に当たり前のサービスとして根付かせたい。それが私の志です」

「ネットの履歴書」レポート画面のサンプル


個人情報の取り扱いについて:ソルナはインターネットマーケティング事業を行う上で個人情報保護方針に基づき、個人情報を適正かつ厳格に取り扱っている(プライバシーマーク取得すみ)。

依頼された人物のネット上の経歴をマイニング。以下4項目をレポートとして届ける。応募者の健全度を判断できる貴重な資料となる。

報告内容
▼該当SNSアカウント
本人のアカウントと見られるSNSアカウントを報告。フォロワー数が情報の拡散力の指標となる。
▼ネガティブな要素
発見したSNSアカウントから、発信内容をもとに5つの指標でネガティブ要素を判定、グラフ化する。
▼ポジティブな要素
本人の名前でネット検索をした際の、履歴書には書かれてない表彰歴などポジティブな要素を判定。
▼注意すべき投稿
問題投稿や履歴書では確認できない側面を発見した場合に表記。

5人に1人が、ネット上の評判に懸念あり

飲酒運転




飲酒をした状態で自動車を運転していたことをSNSへ書き込んでいた。法令遵守意識の低さを表す。

横領事件
 

私用の飲食費や買い物を経費として精算したことや、業務上の経費の使い込みをSNSに投稿。

守秘義務違反


本来守秘義務にあたる、職務上知った秘密や、開示してはいけない個人情報をSNSや個人のブログに投稿。

暴力事件


実際にふるった暴力の自白だけにとどまらず、インターネット上での暴力的、差別的な発言など。

ソルナ
www.soluna.co.jp


みさわ・かずのり◎1968年生まれ。大手医療機器メーカーに就職。2003年、同社執行役員に就任し、全国の拠点とサービスセンターを統括。同社退職後、世界トップクラスのエンジニアとの出会いを経て、11年にソルナを設立。

Promoted by ソルナ / text by Ko Kinutani / photograph by Setsuko Nishikawa

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