アップル、新AirPodsは「ノイズキャンセリング」機能を搭載

アップルのワイヤレスイヤホンAirpods(2017年1月撮影)(Photo by Neil Godwin/T3 Magazine/Future via Getty Images)

アップルのワイヤレスイヤホンAirPodsは今や、同社のプロダクトの中で最も愛されるものの一つとなった。AirPodsは音質が良く、フィット感にも優れ、バッテリーの持ちも十分だ。さらに、専用ケースを用いればワイヤレス充電にも対応している。

2016年に発表されたAirPodsの現行モデルは第2世代とされるが、間もなく第3世代のプロダクトが送り出されようとしている。最新モデルには非常にエキサイティングな機能の搭載が期待できる。

ニュースサイト9to5MacのGuilherme Ramboが、アップルのiOS13.2のベータ版の中から、ノイズキャンセリング機能を搭載したAirPodsのアイコンが見つかったと報告した。Ramboは最新モデルのAirPodsは、今月開催されるアップルのイベントで発表されると述べている。この製品はAirPods3と呼ばれることになり、年内には多くのアップルファンの元に届くことになるだろう。

AirPods3のソフトウェアには多様なリスニングモードが用意され、ノイズキャンセリングにも対応するという。また、AirPods3のアイコンはアクセシビリティ設定に関連するコンポーネントの中で見つかっており、現状のAirPodsと同様にこのデバイスが補聴器として機能することを示唆しているという。

ノイズキャンセリング対応のワイヤレスイヤホンは最近、注目のジャンルであり、ソニーやファーウェイらもこのカテゴリに注力している。9月にファーウェイは、外見がAirPodsにそっくりな完全ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 3」を発表したが、この製品は「ノイズキャンセリング機能を搭載した初のオープン型イヤホン」としてアピールされている。

ブルームバーグのMark Gurmanも先日、AirPods 3の発売が迫っているとツイートしており、今回の情報の確度はかなり高そうだ。早ければ今から数週間以内に、アップルから正式な発表があるだろう。

編集=上田裕資

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