グーグルは最新のアップデートでその欠点を克服した。4月24日のアップデートで「グーグルフォト」のiOS版がAirPlayに対応したのだ。これにより、iPhoneで「グーグルフォト」を愛用するユーザーも、ワイヤレスで写真や動画をアップルTVやその他のAirPlay対応端末に投影可能になった。
グーグルが競合のアップルのエコシステムに歩み寄る姿勢を見せることは、ユーザーにとっては非常に喜ばしい。アップル側は対照的に、グーグルのクロームキャストにアップルの写真アプリから直接、写真や動画データを飛ばすことを許していない。
しかし、アップルTVを持っていないユーザーらは、以前からクロームキャストさえ購入すればグーグルフォト内の写真をテレビで見られたし、そのほうがアップルTVやAirPlay対応モニターを購入するより安く済むのが現実だった。
今回のグーグルフォトのアップデートにはいくつかのパフォーマンスの改善も施されており、AirPlay対応機器を所有しない人にもメリットのあるものになっている。