賢い人が仕事で犯す3つの愚かな過ち

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学校を輝かしい成績で卒業し、勤務先では常に活躍、元上司からの推薦状には賞賛の言葉が並ぶ──。そんなあなたは自分を追い込み、結果として出世街道をほぼ順調に進んできた。

おめでとう! あなたは、どんな企業も欲しがるものの、そのうちの一握りしか手に入れられないようなトップレベルの人材となった。

だが、優等生でいれば愚かなキャリア上の過ちを犯すことはないと思っているなら、それは間違いだ。以下に、極めて優秀な人でさえもが陥る、3つの落とし穴を紹介しよう。

愚かな上司の下で働く

優れた上司は、優秀な人材を雇い活躍させれば、自分自身の判断力とリーダーシップへの評価につながることを知っている。管理職の多くは、自分のエゴを排除し、チームにやり手を雇い入れることが成功の秘訣(ひけつ)だと心得ているのだ。

あなたが優秀な人材であるなら、こうした上司の下で働きたいだろう。あなたの能力を脅威に思ったり能力に気が付かなかったりするのではなく、優秀な人材を歓迎し能力を発揮できるよう力を尽くす上司の下でだ。

自身を助けるために人の能力を見いだして活用できない上司や、この部屋の中で最も優秀な人は自分でなければならないとの考えに執着する上司の下では働かない方がよい。こうした職場ではすぐに、正当な評価がされず能力が生かされないことに憤りを募らせることになるだろう。
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編集=遠藤宗生

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