パリコレ・モデルの「残虐な扱い」、関係者が告発 危険な行為を糾弾

photo by Anadolu Agency / gettyimages


ノースイースタン大学とハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院、モデルのための権利擁護団体「モデル・アライアンス」が実施した調査結果によると、協力したプロのモデルたちの約81%が、「低体重」に分類された。

摂食障害国際ジャーナルに発表されたこの調査結果は、モデルたちがいかに痩せることを強要されているかを明らかにしたものだ。応用心理学が専門のノースイースタン大学のレイチェル・ロジャーズ教授は、次のように指摘している。

「モデルたちの大半は10代か若年成人だ。危険なほどに低体重であることや摂食障害に苦しむことは、人生に影響を及ぼすそれぞれの成長と発達に対し、深刻な結果をもたらす可能性がある」

「すでに痩せているモデルたちがその痩せた体形を維持するために不健康な行動を取っているという事実はまさに、その体形がどれほど実現不可能であり、非現実的なものであるかを示している」

編集 = 木内涼子

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