キャリア・教育

2017.01.25 08:00

最もストレスのない職種、1位は超音波検査士

Tyler Olson / shutterstock.com

Tyler Olson / shutterstock.com

ストレスは私たちの日常生活に大きな影響を及ぼす。米求人情報サイト、キャリアキャストによると、仕事の中には他の職種に比べ、働く人たちの不安感を大きく増すものがある。

同社は先ごろ、約200の職種を対象に「仕事上必要な移動」「業界・職種の成長潜在力」「身体的な負担」など、ストレス要因として挙げられる11の基準に照らして評価を実施。結果をまとめた報告書を発表した。アンケート調査の結果ではなく、米労働統計局のデータを分析したものだ。

その結果、最も「ストレスが少ない」と評価されたのは以下に紹介する10の職種だった。これらはいずれも、決して簡単に就けるものでも、重要度が低いものでもない。例えば聴覚学者や終身在職権のある大学教授など、博士課程の修了を必要とするものもある。臨床検査技師や製剤技師は、命を救うための処置に不可欠な支援を行っている。

中でも最もストレスが少ない仕事とされたのは、超音波検査士だった。検査の実施や結果の判断において医師を助けるこの仕事に就くためには、専門の教育を受け、認定資格を取得する必要がある。また、8位のオペレーションズ・リサーチアナリストは、数学的・解析的手法を用いて、企業など組織が抱える複雑な問題の解決を支援している。

最もストレスを感じない仕事トップ10

1位: 超音波検査士/ 6万3,630ドル(約723万円)
2位: 法令遵守責任者/ 6万5,640ドル
3位: 美容師/ 2万3,710ドル
4位: 聴覚学者/ 7万4,890ドル
5位: 大学教授/ 7万2,470ドル
6位: 診療情報管理士/ 3万7,110ドル
7位: 宝石商/ 3万7,060ドル
8位: オペレーションズ・リサーチアナリスト/ 7万8,630ドル
9位: 製剤技師/ 3万410ドル
10位: 臨床検査技師/ 5万550ドル
(金額は年収の中央値)

編集 = 木内涼子

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事