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2017.01.30

大自然の恵みと妥協なき信念が生み出す「完璧すぎる」ウイスキー

スコットランドを代表するウイスキー、グレンモーレンジィ

スコットランドでは、伝統的な4大地域(アイランズ、キャンベルタウン、ハイランド、ローランド)で110に及ぶ蒸留所が稼動し、それぞれ独特な性質をもつウイスキーが造られている。その中で、25年以上にもわたって不動の人気を誇ってきたシングルモルトが「グレンモーレンジィ」だ。ウイスキー通たちの賛辞を一身に受ける“完璧すぎる”ウイスキーの魅力をひも解こう。

「伝説的なミュージシャン、人に感動を与えるアスリート、あるいは食材の味を引き出す一流シェフなどからインスピレーションを得ることはとても大切です。最高級のパフォーマンスを追及する人々から刺激を受けることで、私にも新たなチャレンジへの意欲が湧いてくるからです」

スコットランドを代表するウイスキー、グレンモーレンジィの蒸留最高責任者として、多彩な発想でこの伝統的なシングルモルトに革新をもたらしてきたビル・ラムズデン博士の言葉である。

グレンモーレンジィは、スコットランド北部の壮大な自然の景観に囲まれたハイランド地方の蒸留所で1843年に誕生した。この地のウイスキーは、まろやかで複雑な味わいに定評があるが、なかでもグレンモーレンジィの個性は突出していると言っていいだろう。その要因についていくつか挙げたい。

まずは水について触れておかなければならないだろう。グレンモーレンジィとはゲール語で「大いなる静寂の谷」。その名の由来となった、豪然と連なる山脈に点在する渓谷が生み出す澄んだ水が一役買っているのだ。

グレンモーレンジィのウイスキー造りは、蒸留所付近のターロギーの泉(写真下)を利用することから始まる。石灰岩と砂岩の中から100年以上の年月を経て吹き出た水は、カルシウムやマグネシウムなどミネラルを豊富に含む。通常のウイスキーに利用するのは軟水だが、「グレンモーレンジィ」は、このミネラルをたっぷりと含んだ硬水を利用している。

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もうひとつが蒸留から熟成までの過程だ。グレンモーレンジィは果実を焼き上げたような軽やかな風味が持ち味だが、香り高いスピリッツを可能にしているのが、スティルと呼ばれる銅でつくられた蒸留器の存在。ジンの蒸留器を再利用したため、なんと、大人のキリンの背丈に近い、5.14メートルの高さがある。

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そのため、スティルネックにはライトでピュアな気体しか集まらない。理想的でない気体は先端まで届かず、ポットに戻り再蒸留される。このスコットランド一背の高いスティルの存在があってはじめてフルーティかつエレガントなウイスキー造りが可能となるのだ。その崇高な味わいは、ジンの蒸留器に再び命を吹き込んだことで誕生した、セレンディピティだったというわけだ。

そして、グレンモーレンジィの真価とも言える、雑味のない口当たりとは反比例するかのような140種類以上のアロマが織りなす味わい深さ。それは、熟成の過程における妥協なき品質管理によって生み出される。まさに、人智の賜物に他ならない。

ラムズデン博士は「私がいる限り、グレンモーレンジィの品質を疑う人はいないだろう」と言うが、それは何百回、何千回というチャレンジの中から生まれた、秀逸な製品に対する自負心の表れだろう。

グレンモーレンジィの蒸留所(写真下)ではファーストフィルとセカンドフィルの樽しか使用しない。ウイスキーに豊かな樽のフレーバーを与えるには、何度も繰り返し樽を使用するのはご法度なのだ。

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完成された淡いゴールド色のウイスキーには、さまざまな香りに樽のもつ芳醇さが絡んで見事なハーモニーを醸し出す。さらにラムズデン博士を筆頭としたブレンダーが複数のカスクから原酒を調合し、微妙な風味を完成させているのだ。

飲んだ後に、フルーツなどのさまざまな風味が心地よく口の中に広がっていく感覚を覚えるのは、ウイスキー造りの肝となる蒸留、熟成に手間をかけ、職人の技術を余すことなく詰め込んでいる証なのだ。「グレンモーレンジィ オリジナル」は、ウイスキー界の重鎮、ジム・マレー氏のウイスキーバイブルでも最高の評価を得ている。

ここに新たな発想を加えたのが、ラムズデン博士だ。例えば仕上げの樽に、スペイン、ヘレス地方産のオロロソ・シェリーの樽と、シェリー樽の王と称される、ペドロヒメネスの樽を使えば、豊かでナッティな味わいの「グレンンモーレンジィ ラサンタ」が出来上がり、圧倒的なスパイスの余韻が楽しめる。

はたまた、ソーテルヌワインの希少な樽を利用すれば、シルキーでゴージャスな「グレンモーレンジィ ネクター・ドール」が完成する。ラムズデン博士が健在である限り、我々は自らの予想を遥かに超える“美味しさ”に出会えるだろう。

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[左]グレンモーレンジィ オリジナル
最高のバーボン樽で10年間熟成された最高の味わいのスピリッツ。アルコール度40% 700ml 5,300円(税抜)

[右]グレンモーレンジィ バカルタ
追加熟成のパイオニアとして樽にこだわり続けているグレンモーレンジィがさらに進化。ゲール語で「太陽を浴びた」ことを意味する「バカルタ」は、陽光降り注ぐマディラ島のワインカスクで追加熟成したプライベート・エディション第8弾。果実を焼きあげたような甘味が魅力のシングルモルト。2月24日発売、アルコール度46% 700ml 11,000円(税抜)。

"完璧すぎる"ウイスキー「グレンモーレンジィ」、詳しい情報はこちら
https://www.mhdkk.com/brands/glenmorangie/

Promoted by MHD 文=篠原洋 編集=高城昭夫

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