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また、エルマン・ウェイチによればVSは、主にモバイル端末で商品を購入するミレニアル世代の顧客を失っている。ランジェリー市場の顧客に占めるこの世代の割合は、今年末には30%に達する見通しだ。

苦戦は予想できた

VSにはその他、展開するサイズの問題もある。痩せすぎのモデルに合うサイズから一部の限定的なサイズしか提供しない店舗は、ブラジャーの潜在顧客の大半に対し、「他の店に行くべき」との合図を送ってきたのだ。

VSがこうした状況を予見していなかったわけではない。ブラ事業を好転させるための再編を計画した同社は、現在の流行に対応するため、新たにワイヤーを使用しないブラレットとスポーツブラを発売。だが、この分野では女性アスリートたちと契約を結んだ大手のナイキやアンダーアーマーがすでに競合しており、VSへの支持は得られていない。

さらに、フィットネスウェア・ブランドのファブレティックスやヨガウェアのルルレモン、スウェッティベティ、ルシー・アクティブウェアなども、安価な製品を提供している。

今後の見通し

証券会社RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、ブライアン・タニックは先ごろ、Lブランズの目標株価を65ドルに引き下げた。「VSの事業が減速していることや再編に関する発表の内容から、中期的な利益見通しが不透明になっている」と指摘している。

ただし、たとえ低迷しているとしても、VSが米国のランジェリー・ブランド最大手であることに変わりはない。昨年12月のLブランズ全体の既存店の純売上高は、前年同月比1%増の24億3,800万ドルを記録している。

編集 = 木内涼子

 

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