OnePlus「3」 (Esa Riutta / shutterstock.com)

スマホ業界にとって、2016年ほど話題が豊富だった年はないかもしれない。Galaxy Note 7の発火問題ではリチウムイオン電池の危険性がクローズアップされ、シャオミはスマホ史上初のベゼルレス端末「Mi Mix」を発売した。また、アップルは「iPhone 7」でヘッドホンジャックを廃止し、グーグルは初の純正スマホ(実際に製造しているのはHTCではあるが)「Pixel」をリリースした。

今や新興企業でも高性能なスマホを開発することが可能になっているにも関わらず、大手メディアの報道はいまだにアップルやサムスンなど大手メーカーに偏った内容となっている。そこで、本当に優れた機種を知りたいユーザーのために、大小様々なメーカーの端末をテストした筆者が2016年の最高スマホをランキング形式で紹介したい。

このランキングを閲覧するに当たり、以下の2点に留意頂きたい。

・筆者はアップル、サムスン、LG、ファーウェイ、シャオミ、HTC、Meizu(魅族科技)、Oppo、Vivo、モトローラ、レノボなど主要メーカーに関してはほぼ全ての機種をテストしたが、グーグルのPixel、ZTE Axon、OnePlus 3T(OnePlus 3のマイナーアップデートモデル)は試していない。

・ランク付けに当たっては、性能の高さだけでなく、コストパフォーマンスの良さも重視した。例えば価格は製品Aが700ドル、製品Bが400ドルで、性能は製品Aの方がわずかに上だった場合、筆者は製品Bをより高く評価した。

5位 ファーウェイ「P9 Plus」

良い点:デュアルレンズを搭載したカメラの性能は、今年テストしたスマホの中で群を抜いている。撮影モードも豊富で「ライトグラフィティ」で暗闇に文字を書いたり、「ライトトレイル」で光りの軌跡を撮影することができる。

悪い点:ソフトウェアの不具合が原因なのか、通知シェードの使い勝手が悪い。また、四角張ったデザインのため、長時間片手で操作をしていると、角が手のひらに食い込んで痛くなるのが難点だ。ファーウェイのEMUIは、バッテリーを節約するためにデフォルトではプッシュ通知が届かない設定になっている点も辛い。

4位 サムスン「Galaxy S7 Edge」

良い点:デュアルエッジで狭額縁のディスプレイは、デザインとして洗練されているばかりでなく、実際に持ってみると5.5インチとは思えないほどコンパクトに感じる。カメラ性能も高く、今年発売されたモデルの中でトップ3に入る。有機ELディスプレイの品質も同レベルのスマホの中ではトップクラスだ。

悪い点:サムスンのホームアプリ「TouchWiz」は、戻るボタンが右側にあるなどレイアウトが不自然で、動作も遅く使い勝手が非常に悪い。デュアルエッジスクリーンは見た目には美しいが、片手での操作は困難で実用性に欠ける。

編集=上田裕資

 

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