企業の6部署、それぞれの嫌われる原因と特徴

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企業内のどの部署に所属する人たちにも、それぞれが受ける精神的な負担があり、他の部署の人たちから持たれるマイナスのイメージがある。外部から批判を受けることが多い各部署の従業員たちの特徴を紹介する。

人事

社内の政治的な話やうわさ話が大好きなあなたにとって、彼らは最高の人たちだ。人事部の従業員たちは、他の部署の人たちのことなど気にしていない。彼らは会社の忠実な部下であり、常に誰かが何かに批判したとの報告書を書いたり、解雇を言い渡したりしている。

彼らを信用してはならない。ビジネスについては何も分かっていない人たちだ。

IT

IT部門の人たちは、素晴らしい同僚たちだ。もしあなたが、とげとげしくて人を見下したような話し方をする人、依頼を受けてから3日もたってようやく助けにきてくれるような人が好きならばの話だが。彼らはあなたのパソコンでどのソフトウェアが使えるかを教えてくれるが、お勧めするソリューションに問題が起きないことは保証してくれない。

彼らは自分たちが世界を動かしていると思っている。そして、あなたがそれに同意しないようだと分かると困惑する。

営業

営業部の従業員たちは、社内で最も素晴らしい人たちだ。誰よりもそう思っているのは、当の本人たちだ。彼らは会社のために非常に熱心に、果敢に、割が悪くても、辛抱強く働いている。そのため時々、自分たちだけで製品を設計し、製造し、出荷しているわけではないことを忘れてしまう。

彼らは素晴らしく話のうまい人たちだ。そして大抵いつでも、ランチに行くと言って席を外している。他の部署の従業員たちは彼らの雄弁さ、彼らに認められる経費予算をうらやましく思うが、「世界は自分たちを中心に回っている」というような彼らの態度は受け入れていない。

マーケティング

簡単な質問への答えとしてマーケティング理論を語ってもらいたいなら、マーケティング部の従業員たちは信じられないほど素晴らしい人たちだ。

彼らは実際の市場や製品と関係がなく、顧客、営業・カスタマーサービスの従業員たちの声にも基づかないキャンペーンのアイデアを生み出すことに非常に長けている。それらのアイデアは、マーケティング関連の雑誌の最新号や、ランチセミナーのテーマに基づくものだ。彼らが誰かに学ぶことはない。常に、誰かに教えてあげる立場なのだ。

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編集 = 木内涼子

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