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筆者は単独でルームメイト探しのアプリRoomiを起業した。起業にチャレンジする場合、筆者のように単独で起業する人もいれば、パートナーを見つけて共同で起業する人もいる。

どのようなスタートアップにも大きなリスクが伴う。そのため信頼が置けて仕事の相性も良く、素晴らしい共同創業者になると思える相手がいるのなら、共に起業しない手はない。スタートアップはジェットコースターのようなものだ。うまくいっていないときに個人的にもビジネス面でも頼れる人がいることは貴重な資産になる。

スキルを補完できる

共同創業者がいることの大きなメリットは“分割統治”できることだ。例えばマーケティングとコミュニケーションのバックグラウンドがある人とテクノロジーとファイナンスに精通している人が手を組んだ場合、担当分野を分けることで効率的な経営ができる。

さらに、それぞれの創業者が独自のネットワークや人脈、従業員候補やアドバイザーを持っていることはスタートアップにとって大きなリソースとなる。バックグラウンドが異なれば物事の見え方も違ってくる。プロダクト開発からマーケティングまで、様々な考え方があることのメリットは大きい。

意見の対立を招く場合も

しかし、共同創業者がいると意見が食い違うこともあり、相手を説得しなくては前に進めなくなる。説得する時間が結局無駄に終わったり、貴重なチャンスを逃す結果になったりすることもある。共同創業者の間で意見が分かれがちな状況として挙げられるのが、買収の話が来た時だ。受け入れるべきか断るべきか議論に時間を費やしているうちに、話が立ち消えになることもあるのだ。

投資家は「チーム」の値打ちを見る

単独で起業する場合、自分が辞めてしまえばビジネスは消えてしまう。そのリスクは投資家も認識していて、複数の創業者がいれば安定性があると見られる。投資家は個人ではなく“チーム”に投資するメリットについて話すことが多いが、それにはこういう理由があるのだ。

編集=上田裕資

 

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