Meizu M5(Photo: Meizu)

筆者が中国のMeizu(魅族科技)の「M3 Max」のレビューを執筆後、約一ヶ月半で新モデルの「M5」が登場した。M5は予算が限られている人向けのシンプルなデバイスだ。

Meizuのスマホはどれも非常に低価格だが、M5はさらに低価格路線を追求した端末と言える。基本モデル(メモリ2GB、ストレージ16GB)は100ドルで、上級モデル(メモリ3GB、ストレージ32GB)は130ドルという安さだ。

そして、値段の割に決して安っぽい製品ではない。ボディはMeizuの他のスマホと違い、メタル製ではなくプラスチック製だが、作りはしっかりしており、なめらかだ。5.2インチのディスプレイは720ピクセルしかなく、MeizuのPro6に比べるとシャープさで劣るが、発色や明るさは十分と言える。

カメラは1300万画素でf/2.2。通常の撮影には問題ないが他の中国スマホと同じ問題を抱えている。薄暗い環境では画質が落ちるのだ。しかし、100ドルという値段を考えると、文句はつけられない。500万画素のフロントカメラもなかなかの品質だ。

また、この小さなボディに3070 mAhのバッテリーを搭載した点はMeizuのハードウェアの製造能力の高さを示している。

M5に採用されているチップはMediaTecのSoC、MT6750。これは中レベルのチップで、動画を編集するような重いタスクには向いてない。しかし、インスタグラムやWhatsapp、ウェブサーフィンのような基本的な用途には全く問題はない。OSはMeizuのこれまでの端末と同じくFlyme 5.5が使われている。

ブラスチックボディのカラーは多種多様で、ゴールドやブルー、マットブラック、グリーンが用意されている。特にマットブラックは素晴らしく、他のスマホメーカーも取り入れるべきだと思える。ガジェットは黒が一番美しく、艶や光沢は必要ないのだ。

MeizuのM5はパワーユーザー向けではなく、メディアからの評価も決して高いものではないだろう。しかし、この価格なら子供や老人に買ってあげるには理想的だし、旅先で使用する予備のスマホとしても非常に使いやすい。

また、Meizuの主要マーケットであるインドやウクライナ等の新興市場ではきっと多くのユーザーに絶賛される端末になるだろう。

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編集=上田裕資

 

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