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2016.11.20

大麻専用のデビットカード、コロラド州の新興企業が開発

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安全性は最も高い

アイディCEOは、自社のシステムはクレジットカードやその他のデビットカードよりも安全だと主張する。

「大麻関連のビジネスは、他の産業に従事する企業なら考慮する必要もない数々の大きな課題に直面している。そう言っても大げさではない」と話すコロラド州デンバーの大麻小売業者、コロラド・ハーベスト・カンパニーのテイム・カレンも、州内で経営する3店舗でキャンペイの決済システムを導入した。

キャンペイが提携しているのは、これまでに大麻関連企業とビジネスを行ってきた金融機関だけだ。調剤薬局と銀行、キャンペイだけの「閉ループシステム」が構築されており、全ての当事者が、法令を順守した上で大麻の販売に関与していることが保証されている。

共同組合であるパートナー・コロラド・クレジット・ユニオンが大麻関連業界のために創設したセーフハーバー・プライベート・バンキングのサンディ・シーフリード社長は、「キャンペイも私たちも、この新興市場にとっての優先事項は透明性と安全性、合法性だと考えている」と話す。

「大麻の売買に関わる人たちは、犯罪者ではない。それでも、犯罪者のように扱われることがある」のだという。

アイディは、ビザやマスターカードも数年後にはこの業界に進出してくるとみている。だが、それまで現在の各社との関係を維持していきたい考えだ。また、2社が進出してきたとしても、各種のコストの点では負けないとの確信があるという。

編集=木内涼子

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