パリス・ヒルトンの高級ホテル、3都市で建設へ テーマは「ビーチ」

パリス・ヒルトン photo by Kevin Tachman/amfAR16 / gettyimages


アズール・プロジェクトの主任、センチュリー・プロパティ―ズのジョン・ビクター・アントニオは、「パリスをビジネスウーマン、スタイル・アイコンとして成功させているのは、彼女独自のスタイルと、彼女が持つ快適な暮らしというものへの強い関心だ。これらは、“休暇”にインスピレーションを得た当社の物件に、私たちが取り入れたいと考える要素だ」と話している。

受賞経験もある設計事務所、ブロードウェイ・マリアンが設計を担当、2010年に着工した「アズール」は、トロピカルでモダンな環境の中に9つの居住棟を擁する。各棟には、リオやサントリーニ、サントロペ、ポジターノ、マウイなど、世界的に有名なビーチの名が付けられている。

また、「アズール・ノース」の居住棟には、バリやサン・バルテルミー、バルバドス、カウアイ、モナコなど、パリスが大好きだという海辺のリゾートやビーチの名が付けられている。白砂と豊かな緑、水に囲まれたアズール・ノースには、フィリピン最大となる人工ビーチもつくられる予定だ。

センチュリー・プロパティーズはフィリピン有数の不動産開発業者。アズールの他にも、ベルサーチのインテリア会社、ベルサーチホームと共同で手掛ける「ミラノレジデンス」や、ドナルド・トランプがマニラに建設中の「トランプ・タワー」に携わるなどしている。

編集 = 木内涼子

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事