ダメな上司だけがする10の発言

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「いつ君の意見が聞きたいと言った?」
 
こんな拒絶の仕方は、恐ろしく敵対的な人しかできない。人生は長いが、こんな口が利ける暴君の下で働いている時間はない。

「それは君が決めることではない」

これもまた、恐ろしく頭の固い上司の常套句だ。決定権が誰にあるかはそんなに重要だろうか? デキる上司なら「いいアイデアだ!」と返すだろう。ダメな上司はその代わりに、自分はオリンポス山の頂で全意思決定を担う神であり、あなたは下界のしがない労働者なのだということを思い知らそうとする。

「君の意見はどうでもいいから、とにかくやりなさい」

チームメートを尊重しないマネジャーは、こうした言葉を言い放つ。ここはカッとならずに、より働くに値する転職先を探すべきだ。

「君のよく分からん不満を聞く以外にも、私にはやることがたくさんあるのを知っているのか?」

自分の人生について文句を言う上司は、自分自身や、ましては他人のモチベーションを高めることは不可能だ。マネジャーの仕事はマネジメント(管理)であって、自分の仕事量を嘆くことではない。

「分かった、君のやりたいようにしなさい。ただし失敗しても私に責任はない」

いい上司は、部下の後ろ盾となるものだ。だがダメな上司は、機会さえあれば責任逃れをする。部下をもっと尊重し、大切にするマネジャーがいる仕事はあるはずだ。それくらい望んでもいいのではないか?

編集=遠藤宗生

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