テクノロジー

2016.07.15 07:30

ポケモンGOで「地方創生」の動き、図書館や美術館で活用広まる


ポケモンGOを店舗の集客に活用する方法は他にもある。「ルアーモジュール」というアプリ内のアイテムを購入すれば、特定のポケストップに30分間ポケモンをおびき寄せることができる。自分だけでなく周囲にいるポケモントレーナーも効果を得ることができるため、客がまばらな時間帯にルアーモジュールを購入すれば集客に役立つ。あとはプレーヤーたちが喜ぶ商品を用意しておけば、収益化を図ることができるだろう。

筆者の地元にある図書館はポケモンジムと重なっており、イベント開催時にはルアーモジュールを活用して集客促進を図ることを計画している。プレーヤーたちはポケモンを大量に捕まえることができる場所を知りたくてウズウズしているため、フェイスブック上で事前告知をすれば効果は絶大だ。

ポケモンGOのヒットは、リアルな店舗の経営にも大きな影響を与える可能性を秘めている。ゲームを販促にうまく活用し、プレーヤーも店舗も楽しめる企画を練ることができれば、収益拡大も夢ではない。

編集=上田裕資

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