マネー

2016.06.10 09:00

多額の「贈与」で税額が不安? 全米注目の「チューバッカママ」


一家を待ち受ける問題とは

ペインは現在、つかの間の名声を享受している。メディアの注目に加えて、以前より多くの収入も得ることができた。動画をきっかけに手に入れたのは、次のようなものだ。

・コールズからの贈与: 3,000ドル(約32万円)
・トークショーの出演料と旅費: 7,500ドル(約80万円)
・ウォルト・ディズニー・ワールド入場・宿泊: 7,500ドル(約80万円)
・イベント「ファン・エキスポ・ダラス」への招待(VIP待遇): 2,000ドル(約21万円)
・大学奨学金: 40万ドル(約4,285万円)

受け取った商品や旅費などの総額は、およそ42万ドルに上る。

ところで、人気テレビ番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」をみている人ならご存じかもしれないが、まったく「ただ」というものは存在しない。番組は2004年、スタジオ観覧に訪れていた人たちに、乗用車を“無料で”プレゼントした。このときウィンフリーが注意を促すように述べたのが、車は「賞品」であり、「贈与」ではないということだ。

ウィンフリーからの寄付ではなく、番組とポンティアック(ゼネラル・モーターズ)が入念に計画を練った販促キャンペーンの一貫として提供された「賞品」だ。これは課税対象であり、税率はかなり高く設定されている。
次ページ > 「贈与」か「賞品」か

編集 = 木内涼子

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事