テクノロジー

2016.05.28 10:00

新たな演劇スターを育む「スマホ芝居小屋」が大阪で誕生

「観劇三昧」は、月額980円で演劇が見放題のアプリ&ウェブサービスだ。

起業家から、NPO、大学、老舗企業まで、住民総出の街づくり。あなたの街でも、すぐに真似できるモデルがあるかもしれない。全国23拠点を持つトーマツベンチャーサポートからの協力を得て編集部で厳選した、今、最もおもしろい地方のアイデア集。

新たな演劇スターを育む「スマホ芝居小屋」

演劇版「Hulu」。「観劇三昧」は、月額980円で演劇が見放題のアプリ&ウェブサービスだ。登録劇団数は90を超え、全国で公演された約300作品が配信されている。

代表の福井学が初めて演劇に触れたのは2009年。以降、年間200公演に通い詰めるなかで、劇団の苦しい資金繰りや、劇団員が表現者として報われない状況を知り、公演以外のマネタイズを模索した。

三方よしのプラットフォームが劇団文化を支え次のスターを生む。

ネクステージ@大阪府大阪市
2013年に「観劇三昧」を開始、アプリDL数は5万超。英語版もリリースし海外展開も見込む。劇団には配信費用の負担はなく、動画の再生数に応じて収益の7割が比例分配される仕組み。
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フォーブス ジャパン編集部 = 文

この記事は 「Forbes JAPAN No.21 2016年4月号(2016/02/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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