ビジネス

2016.03.05

世界が注目する「究極のオフィス」国内編 楽天ほか

楽天の来客用の会議室。楽天市場の家具を備えている。(photograph by Ryuichi Yagi)

新しい働き方をつくるのは経営者の「思い」を体現させたオフィスーー。世界が注目する国内のオフィス3選を紹介する。

楽天

2015年6月に開所した楽天クリムゾンハウスに勤務する従業員は約1万人。「人とアイデアがオープンに行き交う場所」という三木谷浩史が創業時から大事にしてきたオフィス環境への思いを、より大規模に実現した。

全社的に楽天カラーの赤を使用。三木谷のアイデアで実現した内階段(写真1)が設置され、異なるフロア間の行き来を容易にしている。オフィスは、デスクの間のパーテーションや柱がなく開放的な雰囲気(2)。自由に高さを変えられる電動昇降デスクを全社的に導入している。

楽天市場の家具を備える来客用の会議室も多数あり(5)、気軽なミーティングができるスペースも各所に配備されている。フィットネスジムやスパも利用可能で、自慢のカフェテリアは3食を無料で提供する(3、4)。

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矢木隆一 = 写真

この記事は 「Forbes JAPAN No.20 2016年3月号(2016/01/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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