メキシコの秘境に魅惑のリゾート、この春誕生 マヤ文明の「聖なる泉」に臨む高級スパ

kurhan / Shutterstock

5つ星のホスピタリティー、高級グルメ、世界随一のテキーラのコレクション、神秘の大自然を間近に見る絶好のロケーション‐‐‐この全てを融合したChablé Resortが、2016年上期に開業する。

自然と高級感が絶妙に調和した5つ星の保養地、Chablé Resortは、メキシコ有数の観光地ユカタン半島の歴史都市Meridaから25分という距離にある。2016年春の開業を前に、38戸のプール付きヴィラと、3つの寝室を持つ豪華スイート仕様のヴィラが2戸、伝統的な19世紀の「Hacienda(農園)」が並び、いにしえの優雅で洗練された雰囲気を映し出し、これを完璧に再現している。

極上の癒しを提供するChablé Resortの敷地面積は750エーカー(約3 ㎢)。マヤの森林地帯中心部に広がるこのリゾートは、プライベートな空間、落ち着いた雰囲気、静かな環境という点でまさに究極だ。ユカタン半島は深い文化と長い歴史の地。静養地にふさわしい環境で、本物の癒しを約束してくれる。

世界最高クラスのChablé Resortのスパは、敷地内にある天然のセノーテ(ユカタン半島の石灰地層の陥没穴に溜まった地下水。マヤ文明にとっての「聖なる泉」)に隣接。マヤ文明の影響を残すスパ・トリートメントをバラエティ豊かに提供するため、古代文明を取り入れることが、このスパの理念だ。現代的な設備と、マヤ文明が栄えたこの地に存在した最古のテクニックと成分を融合させ、そのパワーを引き出す。

またChablé Resortは、敷地内の畑で採れる有機栽培の食材を使った旬のメニューなど、上質な食事を提供する。贅沢と寛ぎを大切にし、世界一豊富な種類のテキーラを取り揃えている。

2016年のオープン後に、第2期のプロジェクトとして18ホールのチャピオンシップ・ゴルフコースも併設される。また分譲住戸エリアも販売される予定だ。

Chablé Resortの構想は10年前に始まった。当初の狙いは、健康志向と100%のリラクゼーションが叶う静かで安らげる空間を提供し、Haciendaスタイルのリゾートの中でもトップを目指すことだった。19世紀の伝統的なHaciendaを復興するだけでなく、数百年前の繁栄を取り戻し、この地を再活性化したいというものでもあった。

Chablé Resort開発は、この土地の歴史と古代マヤ文明に敬意を払い、計画されている。かつては果物や野菜が豊かに実った農園の近くにレストランが建てられたことは非常に重要なポイントだ。マヤガーデンは、17世紀に実際に使用されていた技術で再現されたもの。スパはセノーテに隣接している。ポジティブなエネルギーを高めるための儀式が行われていた大切な場所だ。豪華仕様のヴィラは、心ゆくまで自然を楽しめる緑豊かな庭園に建てられている。

温もりのあるマヤ文明の木材と、実際のHaciendaで使われていた19世紀年代の壁を使用することで、現代的な手法がマヤ文化の建築様式と融合し、Chablé Resortを一つの芸術品に仕立てている。一つ一つの部屋には独特の景観があり、それぞれがHaciendaの生活を表している。

Chablé Resortの中央には伝統的なマヤ様式の菜園があり、1世紀間の空白を経て再現された方法で野菜が栽培されている。地元の木材を使用し、人工的な工法に一切頼らない上げ床の菜園が設置されている。木枠で囲まれたそれぞれの畑は有機土壌で覆われ、Chablé Resort専属のマヤの園芸家が昔から採取している種子を使用している。Chablé Resort滞在中に、菜園体験を楽しめるオプションも予定されている。

施設最大のレストランは、自家菜園で採れた野菜や地元事業主から仕入れた新鮮な旬の食材を使った料理を提供する。シェフは健康的な美食を創るべく、新鮮な食材を厳選することを心掛けている。季節ごとのメニューは、伝統的なマヤ文化の食事と健康的で自然志向のグリル料理を組み合わせたものとなる。

リクエストに応じて、セビチェ(生の魚介類を柑橘系の果実でしめ、玉葱等の野菜と一緒に調理したマリネ)やアクアチリ(辛いセビチェ)など幅広いオプションを提供する。シェフお得意のセビチェは香りと風味の豊かな生姜、ライム、コリアンダー、胡瓜と生のスズキをマリネにしたものだ。そしてワインセラーには高級ビンテージワインが並ぶ。ロマンチックなディナー、社交的な集い、ディナー前のひとときに、理想の時間を演出するのは、ここに集められた美味しいワインだ。

天然のセノーテに臨むサロン、「The Spa」は世界有数の設備を導入、特別な施術を用意している。伝統的なマヤのテクニックとChablé Resort独自のトリートメントが融合し、ゲストのリラックスと疲労回復を約束する。9つのトリートメントルーム、スチームルーム、サウナ、塩キャビン、フロータリウム(スパに浮かんでリラックスする施設)の他、温水もある流水プール、様々な水圧が選べるジェット風呂、リラクゼーションエリア、水風呂も完備されている。

編集 = Forbes JAPAN 編集部

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事