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2023.12.05 10:15

Windows 11で文字サイズを大きくする:ウィンドウズ活用テク

Windowsの画面は、基本的にディスプレイのサイズや解像度によって推奨される文字のサイズで表示されるように設定されている。とはいえ、それでも文字が小さいと感じることもあるし、作業領域を広くしつつも文字サイズはギリ見えるようにしたい、と思っている人も多いだろう。そこで、もじを大きくして見やすくする方法をいくつか紹介する。

① 拡大縮小

まず、ディスプレイの解像度とサイズに合わせて調整するのが、[設定]-[ディスプレイ]-[拡大縮小とレイアウト]だ。デスクトップを右みリックし[ディスプレイ]を選択するとすぐに目的の項目が開く。


基本的には「推奨」とされる拡大率になっており、例えば、4K(3840×2160ドット)解像度の画面で「200%」になっていれば、ウィンドウやアイコンなどの見た目はフルHD(1920×1080ドット)解像度で「100%」に設定したときと同じになる。

 


② テキストサイズの変更

拡大縮小の場合は、25%ごとの設定のため、自分にとってちょうどいいサイズというわけできないこともある。そんなときは、[設定]-[アクセシビリティ]-[テキストサイズ]を使うと、100%から225%まで1%単位で調整できる。プレビュー表示で文字のサイズを確認し、[適用]をクリックすれば設定される。





③ アプリごとの拡大縮小

メニューの文字はそのままでも、Webの画面や文書を読むときに文字を大きくしたいときがある。そんなときは、アプリごとの拡大縮小機能を使おう。下記の例ではブラウザー「Chtome」で[ズーム]の設定した場合の違いだ。


各アプリにある[拡大/縮小]メニューから設定してもいいが、だいたいのアプリは[Ctrl]+[マウスホイルで上下]を使うと、拡大縮小してくれる。タッチパッドでの操作ならピンチアウト・ピンチインで拡大縮小できるが、今見ているサイトしか反映されない。

これら、3つの設定を組み合わせて調整することも可能。ただ文字を大きくすると、同時にウィンドウやダイアログのサイズも大きくなってしまうため、作業領域が狭くなるように感じるかもしれない。見やすくて作業領域を損なわない最適な文字サイズに調整したい。


※この記事はWindows 11のバージョン22H2で動作確認しています。

文=飯島範久

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