そして、いよいよ製品版として正式販売することになり、6月8日0時より予約受付を開始し、9月28日に発売することになりました。予約はAmazon瑞起ショップにて行います。価格は2万9535円から。
製品版「X68000 Z PRODUCT EDITION BLACK MODEL」は、グラックカラーを採用し、マンハッタンシェイプを踏襲しつつ、サイズは64×114×151mm、重量は約600グラムとミニサイズになっています。X68000エミュレータを搭載しEARLY ACCESS KIT版よりも実機に近い遊びを実現できるようにしているとのこと。
すべてのパックにゲーム用のコントローラー「JOYCARD」を同梱。オリジナルを忠実に再現しつつ、SELECTボタンやSTARTボタン、Lボタン・Rボタンを配置することで、現代の家庭用コントローラーとしても利用できる仕様になっています。
また、マウスはユーザーからの意見を反映させて、実機に近い左右独立したボタンとなり、さらにX68000 Zのサイズ感に合わせ、オリジナルデザインを踏襲したブラウン管風の5インチディスプレイも用意されています。
商品ラインアップは3種類で、本体に名作ゲーム「グラディウス」とJOYCARDをセットにした「スターターパック」(2万9535円)、これにキーボードとマウスを追加した「ベーシックパック」(6万5780円)。
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さらにディスプレイと「X68000 Zのテーマ曲CD」、当時のゲームを複数タイトル収録した「ゲームコレクションVol.1」などを追加した「コンプリートパック」(8万7780円)となっています。マウスやキーボード、ゲームコレクション Vol.1などは単体として販売されるので、あとから購入も可能です。また、当時のX68000ユーザーを魅了した株式会社ズームのゲームを収録した「ZOOMパックⅠ」も同日より予約開始、8月8日に発売します。
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筆者もX68000ユーザーでしたが、36年経ってこうして復活するというのは感慨深いものです。スターターパックとベーシックパックでかなりの価格差がありますが、マニアならキーボードとマウスは外せないでしょう。
プレスリリース:株式会社瑞起「伝説のパソコン「X68000」のリメイク版「X68000 Zシリーズ」最新モデル「X68000 Z PRODUCT EDITION BLACK MODEL」」より