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2023.04.30 10:15

AIが購入した食材でからレシピを提案する、家計簿アプリZaim

Zaim公式ホームページより

家計簿アプリを使う人が増えています。レシートをカメラで撮影するだけで記録できたり、クレジットカードと連携して何をどれだけ買ったかがわかるといった利便性によって、紙のノートやExcelに記入するだけの家計簿とは別物に進化しています。そしてついに、AIが買った材料をもとに料理のレシピを提案してくれる機能が「」に登場しました。

「Zaim」(ザイム)は、家計簿アプリの利用者ランキングでもつねに上位にあり、1000万ダウンロードを記録した人気アプリです。他のアプリにくらべて機能が多く、キャッシュレス派も現金派も使いやすい点などが高く評価されています。その「Zaim」に、さらに新機能が追加されました。

ひとつは、買ったものから買い物の傾向を分析してくれる機能です。たとえば旅行や趣味などのカテゴリーごとの出費を仕分けしてくれます。また、ショッピングサイトなどと連携して、これまでに買った商品の金額や購入回数、平均金額、総額、購入店をまとめて見ることができます。よく購入するものを「発見リスト」に入れておけば、たとえば最安値を基準にどこで買えばいいかが発見しやすくなるわけです。

もうひとつは、買った食材をもとにAIがレシピを提案してくれる機能です。これとこれを使って簡単に作れるものは何か、などと質問するとChatGPTが瞬時に対応してくれます。さらに、直近の1〜2週間の購入履歴から食材を自動的に抽出してレシピを提案することもできるので、食材ロスの削減にも役立ちます。

Zaimでは、社員全員にChatGPT PlusとAPIの利用料を、福利厚生で全額負担しています。そうすることで、すべての社員がAI技術に触れる機会を増やし、ノウハウを蓄積してイノベーションにつなげたいとしています。今後もAIを活用したサービスを積極的に展開する予定とのことです。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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